
アーナンダー寺院(Ananda Temple):バガン王朝を代表する最大で、もっともバランスのとれた美しい寺院。1091年に作られ、雄大で均整のとれた外観、色彩、内部の黄金仏などどれもが素晴らしく、バガンを代表する寺院のひとつです。アーナンダ寺院の中にある建物には、18世紀に描かれた、ブッダの生涯とパガンの歴史の壁画があります。
シュエズィーゴォンパゴダ(Shwezigon Pagoda):アーナンダー寺院と並んで、バガンを代表するパゴダ。バガンの抜けるような青空に向ってすくっと伸びる金色の仏塔。この釣鐘型の建築様式はビルマ式仏塔の原形となりました。また、釈迦の遺骨と歯が奉納されていると言われ、ミャンマーの人々の厚い信仰の対象となっています。ぴりりとした緊張感が、明るく乾いた空気のなかに美しいです。周囲には土産物屋が並び、非常に活気のある場所です。
タビィニュ寺院(Thatbyinnyu Temple):12世紀半ばに建立された、高さ61m、パガンで最も高い、精巧な煉瓦造りの立派な寺院。タビィニュとは、全知の意味で、バガンでも一際存在感のある寺院です。 アーナンダ寺院・シュエジゴンパゴダ・タビィニュ寺院の3つが、その宗教意義、建築工法、人気から言っても、バガン三大仏教建造物といえます。又この寺院から見るイラワジ川越しの夕日はここより北側の川沿いにあるブーパーヤーパゴダとともに有名です。
ブーパヤーパゴダ(Bupaya Pagota):小さな円形の金色のパゴダです。3世紀に建てられたと言われています。テラスにはベンチが置かれ、地元の人の憩いの場所となっています。エーヤワディ川を見下ろすように建ち、ここからは夕暮れの風景は見所です。
ゴードーパリィン寺院(Gawdawpalin Temple):高さ55メートル、バガンで二番目に高い寺院。本堂内は正方形の回廊状になっており、一辺の中央にそれぞれ一つずつ大きな黄金の仏像が建っています。
ミンガラーゼディパゴダ(Mingalazedi Pagoda):オールドパガンの壁の南、オールド・ニューパガンロード沿いにあります。パガン後期 1284年に建てられました。ここからのイラワジ川(エーヤワディ川)とパガンの眺めは最高です。
ティーローミィンロー寺院(Htilominlo Temple):パガン後期 1211年に建てられた、パガンで最も大きい寺院の一つです。結構いたんでいますが、その迫力は十分見る価値があります。 5層の階段式の構造をもち、この上層のテラスからはパガンが一望できます。塔は最上部の8角形をした2層の台座の上にあり、タトォン国の所有していた釈迦の遺髪が納められています。
ダマヤンヂー寺院(Dhammayangyi Temple):1165年にナラトゥ王によって建立されました。ナラトゥ王は先代の王(実父)と実の兄を暗殺し王位に付いており、その罪を償う意味でこの寺院の構造は他のものとは異なり装飾は微細かつ特殊なものにされました。しかしこのナラトゥ王自身もパゴダの完成を見る前に暗殺されました。肉親を殺したナラトゥ王の志を継ぐものは勿論なく建設工事も中断し、そのまま現在に至っています。この寺院には夜な夜な幽霊が出ると言われ現地の人ですら、夜はこの寺院には近づきません。
マヌーハ寺院(Manuha Temple):マヌーハは、タトォン国の王でした。パガンのアノヤート王に攻められ捕虜となりパガンに来て、1059年にマヌーハ寺院を建立しました。寺院自体はさほど美しくありませんが、堂内の空間いっぱいに作られた仏像が印象的です。3体の座像と1体の涅槃仏があります。![]() |
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![]() 漆喰画 |
![]() 托鉢 |
![]() パゴタ |
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![]() タビィニュ寺院 他 |
![]() 小塔とタビィニュ寺院 |
![]() ダマヤンヂー寺院 |
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バガン考古学博物館(Bagan Archaeological Museum):オールドバガンの中央にある立派な建物です。バガン全体の歴史、遺跡についての展示を見る事が出来ます。
タラバー門(Tharabha Gate):9世紀の城壁の名残りで、気に留めなければ見逃すほどの小さな門です。