ロケーション
ヤンゴンの商業地区に位置する3階建ての建物で、全面改装されている。ビクトリア朝後期のコロニアル風のホテルで、美しく歴史を感じさせる外観である。

客室
客室にはデラックスルームとスーペリア・スイートルームがある。天井が高く、床には艶のある木材が使われている。オープンプラン形式のベッドルームと、独立した座席スペース、広々としたバスルームからなっている。全室にエアコンと天井扇風機の両方が備え付けられている。デラックスルームとスーペリアルームとの差は、多少部屋のデザインと広さが違うだけである。デラックス・スイートルームはヤンゴン川に面しており、若干広くなっている。“ストランド・スイート”は約200平方メートルの広さで、天蓋付きのベッドが置かれたベッドルーム、こぢんまりとした書斎、リビングルーム、ベランダ、ダイニングルーム、パントリーからなっている。

レストラン
“ストランド・カフェ”のチーク材を使った大きな窓からは、ストランド通りを見渡すことができる。床はタイル張りで、内装にはチーク材が用いられ、室内はシャンデリアの明かりに照らされている。食卓椅子には頑丈な格子状の藤製品が使われ、落ち着いた色の天井扇風機が付けられて、時代を超えた美しさに満ちている。朝食、昼食、夕食の全てに利用することができ、ビルマ料理をはじめ西洋料理も出されている。“ストランド・グリル”はおそらくヤンゴンにあるレストランの中で、最も上品なレストランである。また、“ストランド・バー”では、明るくテンポの良い音楽が流れている。チーク材のカウンターやテーブルに囲まれた中で、毎夜ジャズバンドの生演奏が行われている。

概要
（ホテルのパンフレットより：1999年現在）